我が家の基礎はヒバ材と丸形換気口によって家の土台が作られています。
今主流の基礎パッキンは使っていません!!
家の強度に関わる土台に使われている木材や基礎の通気方法は知っておいて損はないと思います。(*’ω’*)
床下の湿気予防のための換気をどのようにしているのか紹介したいと思います。
我が家の土台に使われている木材は北米のヒバ材です。
ヒバ材とは
「青森ヒバ」とは:東北森林管理局 (maff.go.jp)
ヒバ材は青森県が有名で
木曽のヒノキ・秋田のスギ林・青森のヒバ林
という日本三大美林に選ばれています。
ヒバは針葉樹の、ヒノキ科です。
針葉樹とは:
葉が針のように細長い樹木のことで
代表的な針葉樹というと、マツやスギです。
針葉樹はまっすぐ伸び、軽いため加工がしやすく木造の土台や柱に使われやすいといわれています
ヒバの特徴は
・ヒノキチオールというヒバに含まれる成分に防虫効果があります。
・ヒノキチオールという名前ですが意外にもヒノキよりヒバのほうが多く含まれています!また、ヒノキチオールには抗炎症作用もありアレルギーの炎症も鎮めます。
・ヒバの木の耐久性は国産材の中で最も高い木材で、水の湿気にも強いことが特徴です。
・ヒバの木は保存性も高く、強い木材なので建築用や土台としても用いられています。
そして我が家のヒバは北米の米ヒバです。
米ヒバって?
我が家の米ヒバの特徴:
米ヒバはその名の通りアメリカのヒバで
北米は標高が高く気温も低いことから日本の木材よりもともとの木の含水量が少ない、つまり耐水性、耐久性に優れた木材です
我が家の土台には樹齢1000年ほどの米ヒバが使われており、ヒバが持つ耐虫性、耐久性、耐水性、耐朽性で安心した生活を送れそうです。(*‘ω‘ *)
丸型換気口
昔の家には基礎に四角の穴(牢屋みたいな)をあけて床下の換気を行っていました。
しかし、コンクリートに穴をあけることによる耐久性の低下や、虫が入りやすかったり、風窓(換気口)の間隔が広かったり、位置が低かったり場合、床下に通気が十分に行われずの換気不十分などがあったそうです。(現在は間隔基準があります)
1976年に基礎パッキン工法が開発され、徐々に浸透してきています。新築の家はほとんど基礎パッキンが使われています。
しかし!我が家の基礎には基礎パッキンは使っていません。
(↑こういうやつ↑)
米ヒバ材による耐久性と防虫、防カビ性に優れていることと
基礎に丸型の換気口がついているからです。(‘◇’)ゞ
丸型換気口って?
昔は基礎の鉄筋コンクリートの鉄筋を切断し床下の換気口を作っていたそうです。
そのため耐震性が落ちてしまうことも、、、
我が家の換気口は基礎を作るところからあらかじめ丸型に穴をあけておくことで強度を確保しつつ換気量を確保できます。
「床下の換気を実験!」 家づくりコラム【夢ハウス】 (yume-h.com)
我が家の基礎はこんな感じ(2023年6月19日)
基礎に米ヒバ、丸型換気口がありますね。
これは、先ほども説明した通り
ヒバ材は耐久性、耐水性、防虫性に優れておりコンクリートに直接敷いてもヒバ材なら安心です
土台に適した木材でないと、家の寿命低下につながりますし、コンクリートの湿気で腐食してしまい、シロアリに狙われることにもなってしまいます。
また、丸型換気口により床下は換気されており、ヒバ材との掛け合わせにより、床下環境、家の耐久性には期待できそうです!!
頑丈で、おしゃれな家になるといいな!