我が家は木造の約35坪の平屋です。
老後のことを考えたり、生活のしやすさを考えて木の平屋に決めました。
木造の家の特徴を知って家を買う時の参考にしてみてください!
木造の家の特徴
木にはいろんな特性があります
1、環境にやさしい
・二酸化炭素を木に蓄える(炭素貯蔵効果)
・木造住宅を作るときにかかる製造や加工のエネルギー消費量は鉄骨住宅に比べると2.2倍少ない(省エネ)
・化石燃料の代わりになる(化石燃料代替効果)
【伐採】➡【植樹】➡【建物や家具に利用】を繰り返すことが理想
木は11年~40年の若い頃が一番CO2を吸収します。
樹齢50年以降は吸収量が減ってしまうので高齢木は建物や家具に使い新しい木を植えることで温暖化防止につながります。
二酸化炭素吸収源として期待される森林 | 福井県ホームページ (fukui.lg.jp)
2,断熱性能が高い
木の中には小さな空間があり
そこに空気があることで断熱性能の高くぬくもりを感じます。
↓コンクリートと比べると断熱性能の高さが一目瞭然だと思います↓
ハウスメーカーが教える、賢い「木の家」選び ② 健康&環境配慮 (ietatelu.jp)
鉄は熱しやすく、冷めやすい特性がありフライパンなどがその例ですね
フライパンの取っ手にほとんど使われているのは木で、
それは伝導率が低くフライパンが熱くても木の取っ手なら持つことができるからです
また、無垢材には調湿作用があり室内の湿度や、木自身の水分も吸収、放出することで調整しています
3,比強度が強い
木材は強さとしなやかさと軽さを兼ね合わせています。
なんと、鉄やコンクリートは強そうですが比強度は 木に劣ります!
比強度とは:材料の重さにたいしての強さ
福山住宅の家造り・強い – 福山住宅株式会社 (fukuyamahome.co.jp)
比強度の強い木は昔から建物に使われてきました。
ちなみに:1924年に耐震規定が制定されて以降
歴史的な地震が起きるたびに建物に耐震基準が改正されています。
耐震等級とは
耐震等級1:建築基準法に定められている程度
(「数百年に単位の地震に対して(震度6~7規模の地震)倒壊・崩壊しない」「数十年単位の地震(震度5規模の地震)なら損傷しない」)
耐震等級2:耐震等級1の1.25倍。学校の校舎や避難所と同じレベル
耐震等級3:耐震等級1の1.5倍。消防署、警察署と同じレベル
4、住み心地のよさ
木の家には住むうえで断熱性能以外にも様々な特徴があります
- 衝撃を和らげる
木には衝撃を吸収する性質があるので遊びまわってよく転ぶ子供や、お年寄りにも安心です。
- ぬくもりがある
熱伝導率が低いので素足などでも快適に暮らせます。無垢の木はすべすべで気持ちいいです💛
- ホルムアルデヒドを吸い取る
無垢材のヒノキ、杉、ヒバにはホルムアルデヒドを吸い取り減らす働きがあります(゚д゚)!
- 消臭効果
木の香りにはリラックス効果があり、消臭効果もあります。僕は木の香り好きです(〃▽〃)ポッ
木造のデメリット
耐震性は鉄骨に劣る
テレビのCMや、住宅展示場などでイメージついているかと思いますが、
耐震性能は木造より鉄骨です➡(軽量ではなく重量鉄骨のほうです!)
しかし!木造でも工法によっても耐震等級3の家になりますし、
制震ダンパーなどを使うことでより地震に強い家にすることができるので
木造でも軽量鉄骨と同等、それ以上の耐震性能になります。
ちなみに軽量鉄骨でも熊本地震のときに倒壊した建物もあるそうです。(大和ハウス公表しています)
重量鉄骨なら高層ビルやデパートに使われているので家に使われたら耐震性最強です。
シロアリの被害
シロアリ被害の放置は厳禁!家の倒壊や劣化を防ぐ方法を徹底解説 – 株式会社ALT (altinc.jp)
シロアリの好物は木材で
木造の家はとくに床下には湿気が溜まりやすく、湿度の高い環境が好きなので
予防的にホウ酸処理や防蟻処理をすることが多くなっていますね
しかし!鉄骨住宅でも
木材が使われている箇所はシロアリの被害にあうことがあるそうです。( ゚Д゚)
鉄骨住宅より間取りに制限がある
鉄骨住宅は柱と梁の部分が結合され強度が高いことで
木造ではできない大空間にすることができます。
まとめ
木造は環境面でもエコだし、
木の重さに対しての強さが優秀だし
鉄骨に負けないくらい地震にも強いし、
リラックス効果があるし。
と、いいことづくめの木造住宅。
ちなみに我が家は自然素材の木造住宅の平屋です( ^^) _U~~